2009年7月 7日 (火)

体が心を裏切る

確か、昨年の年末あたりだった。

落とした物が左足の人差し指の上に落ち、ものすごく痛かった。

足指の先が赤黒くなり、爪も黒く変色してしまった。

痛みも結構長引いたが、痛くなくなってからも爪は黒いまま、

一本だけ、黒いマニキュアを塗ったみたいになっていた。

 

春頃になって、爪は徐々に伸びてきたが、

根元の辺りの新しい爪の色が微妙に変で気になっていた。

次第に、黒い部分は小さくなってきたけれど、なんだか爪が分厚い・・・。

なんか変だ。

う~~ん・・・

爪、おかしなことになっちゃったのかなぁ・・・・

お医者さん、行かなかったけど、行ったほうがよかったんだろうか・・・・

 

6月ごろ、爪をいじっていたら、

黒かった部分の爪がはがれるように取れた。

爪が取れてしまって、一瞬、慌てたが、痛くはなかった。

その下には、既に新しい爪ができていた。

 

まだ、できたての赤ちゃんのようなやわらかい爪。

ツヤツヤと光っている。

あまりにもきれいなので驚いた。

 

私は意識していなかったのに

私の体は、黒くなった爪を見切っていた。

使い物にならなくなった爪の代わりに、新しい爪を着々と生成していた。

そうして準備ができたタイミングで、古い爪を切り離した。

 

私は全くそんなこと考えていなかったのに。

黒くなった爪も大事にしてたのに。

体は、とっくに見捨てていたのだ。

 

ものすごく意外で、ビックリしたのだけど

主人に話すと「当たり前」と一蹴された。

 

当たり前だよなぁ・・・

それが自然、それが体の生理機能ってやつなんだよね。

でも、自分が意識してなくても、勝手に働いて、新しく作った体の力が

ちょっと恐ろしい気がしたんだ。

2009年7月 6日 (月)

火をつけて・・・

近頃、火がつかないのね?

困っちゃう
つまんない
イライラする・・・

そういう時期なの?
トシのせい??

始めちょろちょろ 中パッパ・・・
あたしが泣いても最後までいかせてくれるんじゃなかった?
火がつかないんじゃ、冷えたまま

暮らし始めたのは平成元年
あの頃は家中の物がなにもかもピカピカで
幸せに舞い踊る日々・・・

今は、ええ・・っと、平成何年だっけ?
忘れちゃうくらいの年月が経って
すっかりお互い、すすけちゃって

ご飯が食べられるのは、あなたのおかげ
それは忘れちゃいないわ
感謝してるのよ?
あなたと巡り会えて、ほんとよかったって思ってる・・・

だけど、火がつかないなんて許せない
毎日、愛してくれなきゃ おなかがすくの 私・・・
がまんできない

そろそろ・・・
買い替え時期かしら。。。

ガス炊飯器、スイッチ入らないのよねぇ~~。。。

 

※2003年01月26日の日記、再掲。

ヘンな髪の毛

※2003年03月16日の日記再掲。

 当時、次女は9才(小3)。天然ボケ炸裂でした。。。

**********

 

先日の朝、次女の髪をゴムでくくってやっている時、
一本だけ、ヘンな髪の毛が生えているのに気付いた。

抜いて、見てみると・・・

8cmほどのその髪の毛は、たくさんたくさん枝分かれしており、
まるで草の根のようだった。

側にいた長女も驚いて

「みほちゃ~ん!これ、何!? なんで、こんな髪の毛が生えてるの?」

「そんなん、わかれへんよ~~っっ。。 知らんかったもん~~~」

時々、突然変異的な体毛が生えるのは、ままあることだ。
異常だと言わんばかりの長女をたしなめる。 すると・・・

「あ~~~。そう言えば、お母さんも前、足にテグス生えてたよなぁ!!」

・・・・テグスじゃないって!!
確かにテグスそっくりの透明な・・・なぜか12cmくらいもある毛が内腿に生えていて
自分でも驚いたけどもね。。

「・・・しかし・・・、根としか思われへんわ~~~。 
 これ、毛!?って感じやし~~~・・・。」

ま、確かにね・・・。
見れば見るほど『根』みたいだ。
当の本人である次女も、不思議そうな顔をして、その一本の毛を見つめている。

と、その時、

「・・・わかった!!」

と次女が手を打った。

「梅干や!!
みほちゃんな~~、、実は、ちょっと前に、
梅干の種を飲み込んでしまったことがあるねん。。
それの根やと思う・・・・・」

・・・・・いや、ちょっと~~~!?
神妙な顔して、何の心配をしてるねんっ!?

じゃ、飲み込んだ梅干の種が、お腹の中をグルグル回り、
頭のてっぺんにまでやってきて、根を出したというのか!?

しばらくすると、芽が出て、木となり、やがて梅の花が咲くのか?!
頭の上に??

・・・・次女の頭には花が咲いていても、なんら不思議ではないような気もするが・・・
そのまま、ランドセル背負って、学校に行く姿が目に浮かぶわ・・・

・・・と言うか、、、
そもそも、梅干の種を植えて、芽は・・・出ないってーーーー。。。
 

 

*************

 

続けて、2003年06月14日の日記、「梅干のたね」も載せておきます。

 

**************

 

「おかあさ~~ん・・・
 梅干のたね、飲み込んだら・・・・
 どうなると思う??」

次女が幼稚園くらいの時だった。
不安そうな顔をしてたずねてきた。

「ははは!
 そりゃあ、頭のてっぺんから芽が出て、葉が出て、花が咲くよ♪」

「ええ~~っ!?」

「よかったなぁ、みほちゃん。
 これからは梅干を買わなくても、
 みほちゃんの頭に梅の実がなるよ♪」

「えええ~~~っ!?」

もちろん、冗談で、
次女も笑っていたので、わかっているものと思っていたが、
もしかしたら、もしかしたら・・・
頭に花が咲くのかも???と思っていたようだ。

・・・・次女の頭はすでにボケの花が咲いてるんだけどね♪
本人、気付いていないのが・・・“天然”の証。。。

 

20030614

いやしネコ

※2003年11月11日の日記再掲。

当時、次女は10才。(小4)

次女の絵は、なんとなく味があるような気がして私は好きなのよね~

*******

 

次女によるとーーーー

これは「いやしネコ」で、
町中を癒すことを目的にやってきた使者らしい。
日夜、その愛らしい姿や鳴き声で、皆を癒している「いやしネコ」

四つ葉のクローバーが目印らしい・・・

20031111

2009年7月 4日 (土)

生まれてよかった?

※2003年03月04日の日記、再掲。

**********

 

母は高血圧が持病。
今はおかげさまで安定した体調だが、
私が高校生の頃は、かなり具合がよくなかった。

寝込んでいたわけではないが、動悸や不整脈が頻繁に起こり、
いつ倒れてしまうかと、母本人は深刻に悩んでいたようだ。

実際、当時はいつ救急車で運ばれ、入院することになっても大丈夫なように
下着は新しいものを身に着けていた、と後になって聞いた。

また、思い返せば、
その頃、母はいろんな話を私にしてくれた。
自分の昔話、親戚の話、おばあちゃんにいじめ抜かれた苦労話・・・
愚痴のような思い出話を聞くともなしに、つきあい半分に聞き、相槌を打っていた。

ある日、母は意外な告白をした。
ワイドショーで芸能人の誰かが流産したと伝え、

「かわいそうになぁ・・・。でも、また、すぐにできるよ!」

テレビに向かって、心を込めて励ます母に、思わず

「そうなん?」

と聞くと、母は大きくうなづき、

「そんなもんやで。不思議や~~」

と答え、更に突っ込んで行くと
母自身、結婚後、4年間、子どもに恵まれず、
結婚年齢が当時としては遅めであったこともあり、悩んでいたが、やっと妊娠!

しかし、その喜びもつかの間。
妊娠中期に流産してしまい、落ち込んでいたところ、私を授かり、とても嬉しかった、と話してくれた。

・・・話としては、
「私が生まれて嬉しかった」という内容だ。

しかし、私はそれまで、母が流産を経験していたことは聞かされていなかったし、
まして、
その赤ちゃんが、もし、流産せずに無事生まれていたなら・・・
自分はこの世に存在するはずのなかった立場なのだということも知らなかった。

生まれるべきは自分ではなく、
その兄だか姉だかわからない赤ちゃんだったのではないか?

皆が、それを望んでいたのだ。
もし、何事もなければ、母も父も・・・悲しむことはなかったはずだ。

自分は・・・、一人の命の犠牲を前提にして成り立つ存在なのか・・・?

そんなことを、少し悩んだ時期があった。
アイデンティティーという言葉が流行った頃だ。
私には、自分が何者か、なかなかつかめなかった。

今はーー
「もしも」ということは、考えたらキリがないし、
今ある状況が現実なのだ、と目を見開いて見ることもできる。

私には流産の経験はないが、子どもを持つ喜びを知り、母の気持ちも理解できるようになった。

10代半ばに、そのようなことを思った時期があったことを思い出しただけだ。
・・・数年先には長女が、その年齢に達する。
もろく繊細だったあの頃の自分を忘れないように書き留めておこう。
 

「タイタニック」

※2003年06月29日の日記、再掲です。

過去ログ保存が続いて申し訳ないです。

当時、次女は10歳で小4。

読み返すと、まだまだかわいかったなぁ~と思いますね。

イラストは次女がホワイトボードに描いたものです。

**********

 

テレビで「タイタニック」を見た娘たち。

後半、どんどん悲惨な状況になる展開に息を呑み、黙って見入っていた。

CM時に次女が私のところに来て

「ねぇ?みほちゃんは、もう乗ってるよな?」

と聞く。

通訳するとーーー

タイタニックの状況で、「自分はもう既に救命ボートに乗っているよね?」

映画が非常に残酷な内容なので、

「うん、みほちゃんは一番にボートに乗って、
 今頃、毛布にまるまって座ってるよ。」

と言ってあげた。
すると、安心した笑顔で

「うん!」 と大きくうなずき、次女はソファーに戻った。

だが、映画の中でもあるように、
もし、我々が救命ボートに乗っていたとしても、
主人は一緒には乗れない。
それは、とてもつらいだろう。
自分達は助かっても、主人を亡くしては・・・
大変つらい思いを一生、心に残す。
もちろん、その後、経済的にも大変苦労をすることになる・・・。

映画ではレディーファーストだったが、
今は男女平等の時代・・・。

今なら、子どもはともかく、
女性だからといって、優先的に助けてはもらえないのかな??
緊急事態の時は・・・助けてもらえるんだろうか・・・。

でも・・・オバチャンは強いもんなぁ・・・自力でがんばれ!と言われそう・・・

20030629

2009年7月 2日 (木)

懐かしいマンガ まとめ語り

※2003年01月08日の日記、再掲。

 当時連載中だった作品も、既に完結していますが原文のまま載せます。

******

 

=1=

 

マンガは好きです!
結構、幅広いです。

基本的に絵柄が美しく、ストーリーがきちんとしているものなら、なんでも読みます。

今、好きなのは「KISS」(講談社)連載中の
「君はペット」(小川 彌生)。この人は画力もある。

同じく「KISS」でこのほど完結した「・・・すぎなレボリューション」(小池田 マヤ)も佳作。
途中、無理矢理、ストーリーを伸ばした感があるが、中身に深みを出せた。

現在連載中では他に
「彼氏彼女の事情」(津田 雅美)(「LaLa」白泉社)・・・やっと話が佳境を越えた感じ
「フルーツバスケット」(高屋 奈月)(「花とゆめ」同上)・・・絵はかわいいのに話が深い!!
「花ざかりの君たちへ」(中条 比沙也)(同上)・・・泉くんがかっちょいい!
「花より男子」(神尾 葉子)(集英社)・・・早く完結して欲しいが、まだまだっぽい
「犬夜叉」(高橋 留美子)(小学館)・・・夜、読むとちょっと怖い、私はガキんちょ?
・・・・などなど

小学生の頃、
そろばん教室の待合コーナーの書棚に「少年サンデー」(小学館)があって、
「まことちゃん」(楳図 かずお)が掲載されていた。
楳図作品は非常にグロく、ものすごく怖かった。

散髪屋さんに置いてあった雑誌の永井豪作品も・・・読んでいいのかなぁ?!と、
あまりにもあまりなページは飛ばして読んでいた。

「ベルサイユのばら」(池田 理代子)
「はいからさんが通る」(大和 和紀)等の名作は本屋で友達と立ち読みした。

中学の時は
「銀河鉄道999」(松本 零士)や、
弟が創刊号から愛読していた「コロコロコミック」の
「ドラえもん」(藤子・F・不二雄)
自分で購読していた「なかよし」の
「キャンディキャンディ」(いがらし ゆみこ)などを読んでいた。

高校の時、マンガ好きの友人ができ、彼女から
「11人いる!」(萩尾 望都)
「風と木の詩」(竹宮 恵子)
「日出処の天子」(山岸 涼子)
「あさきゆめみし」(大和 和紀)
「綿の国星」(大島 弓子)
などの名作の数々を借りて読めた。

また、弟が買ってきた。
「きまぐれオレンジロード」(まつもと 泉)
「ウイングマン」(桂 正和)・・・これは絵が抜群にうまかった!
もおもしろかった。

「キャッツアイ」(北条 司)は誰から借りたんだっけ??
クラスの男の子だったかなぁ?

あ、あかん!タイトルだけ書き出しても、まだ途中なのにこんなになる~~
有名どころのみを挙げたのですが・・・

 

=2=

 

重要なことを書き漏らしたことに気付きました。

小学3年生の時に通った、そろばん塾の待合には「花とゆめ」(白泉社)も置かれていました。

当時、創刊されたばかり。
既存の「りぼん」「なかよし」とは一味違った味わいで個性を出していた。

「はみだしっ子」(三原 順)・・・絵もストーリーも個性的。グレアムペンギンが好き♪
「ガラスの仮面」(美内 すずえ)・・・20数年を経て、なんといまだに未完!早く完結してもらいたい!!ひきつけるストーリー展開。芝居の実際を知る者には現実離れした内容ながら、力技で説得力あり。キス以上の関係にならない二人にイライラ

高校くらいの時、「花とゆめ」に連載されていた

「パタリロ!」(魔夜 峰央)も人気が高かった。アニメになった時は驚いた。
「クックロビン音頭」を初めて聞いた時は想像していたメロディーと違っていてショックだった。

アニメ化されてイメージ通りというものは滅多にない。

「ジャリン子チエ」(はるき 悦巳)は原作の方がもちろん深みがあるが、
アニメも声優を関西お笑い芸人を多数起用し、生の大阪弁で佳作。

自分で買って読んでいたのは「ぶ~け」(集英社)

姉妹誌の「りぼん」等で好評だった作品が特集で一挙に掲載されたりと、なかなかお買い得感のある雑誌だった。

この頃デビューされた吉野朔実さんの絵が好きだった。一時、自分のペンネーム(死語?)に「朔実」を使っていた。

松苗あけみさんは今も書き続けてらっしゃるが、とにかくきれいな絵。
登場人物の名前も素敵でセンスが高い。

立原あゆみ作品は絵がとてもきれいでかわいいのに、ちょっとえっちで生々しい。

えっち系では
「ボクの初体験」(弓月 光)がおもしろかった!
ローティーンにはちょっと刺激的なシーンが多かった。
現在も活躍されている氏だが、一貫して画風が変わらないのが、すごい。
彼の描く女性の裸体は美しく魅力的だ。

「タッチ」(あだち 充)も同じく少女マンガ出身の男性作家で、
よく女性の体を描くがそれぞれの好みの差がはっきり出ている。
 

=3=

 

う~~ん、、、こんなに長引かせるつもりじゃなかったんだけど、
まだまだ書き足りない~~~。。。
この際、列挙しておきます♪

中学時代(1970年代後半)に読んだマンガが抜け落ちていました!

「マカロニほうれん荘」(鴨川 つばめ)・・・これは傑作中の傑作。今、読んでも楽しめると思う。激しいナンセンスギャグのマシンガン。独特のリズム。終盤、作家が壊れていく様子がわかるのが痛々しい。

「ドカベン」(水島 新司)・・・長いんだ!これが。全48巻だもん。中学生にはきつかった。友達と協力しながら回し読みした。アニメになって母親が里中ちゃんを見て「この子、かわいい♪」と言った。母は藤井フミヤのことも好きだった。今はちょっとわかる気がする。

「Dr.スランプ」(鳥山 明)・・・いわずと知れた有名作品。デザイン画出身の作家だけに画力が確か。独特のボケた世界で非常に画期的な作品だった。

中1くらいの時は「なかよし」を購読していた。

原ちえこ・・・溶けそうにかわいい絵
わたなべまさこ・・・怖くて、ちょっと苦手だったけど印象が強い。
高橋千鶴・・・当時デビューされた。絵も話も良く、とても好きだった。
里中満智子・・・当時、既に大御所だった。確かにうまい。独特のシリアス感を持つ絵と話の組み立てのうまさで読ませる実力派。

高校の時、流行ったのは

「ストップひばりくん」(江口 寿史)・・・「幻の」と冠して呼ばれる作家。彼の出現は衝撃的でセンセーショナルだった。突出してセンスの高い絵。独特のギャグを乱れ撃つ。
設定がまずおもしろく引きつけられる作品が多いが、どれも未完に終わるのが難。

「さすがの猿飛」(細野 不二彦)・・・アニメにもなった作品。「肉丸」と言った方がわかりやすいかも。この作家はかわいい絵もかっちりした絵も、ギャグもマジも描けるのが、すごい。

高橋留美子作品の数々も高品質。
「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」「犬夜叉」どれも長く、登場人物がやたら多い。しかし、見事に描き分け、ストーリーをまとめているのは、さすが。

就職してから、(1980年代後半)職場の女子更衣室内で「ビッグコミック スピリッツ」(小学館)をみんなで回し読みしていた。

当時の「スピリッツ」は優良な作品が多く読み応えがあった。

「美味しんぼ」(雁屋哲+花咲アキラ)・・・豊富で確かな知識に裏付けられた教養にもなる作品。味覚という誌面で表現しにくい世界を説得力を持って描き出せたのが素晴らしい。

「キスより簡単」(石坂 啓)・・・かわいい絵ながら青年向けな内容。奔放な主人公の女の子がちょっと妬ましかった。私もキスの方が難しいんじゃないかと思う・・・。

「東京ラブストーリー」(柴門 ふみ)・・・絵がかわいくないが(私的に)、描かれる物語はリアルでドラマティック。心理の絡み合いが妙。

「東京大学物語」(江川 達也)・・・絵がうまい。その上、見せ方もうまい。技術があるな、と思う。話もやたら長いが、なかなかおもしろい。

「最終兵器彼女」(高橋 しん)・・・ぽやん~とした絵なのにハードな内容。非常に深い。男性作家なのに女の子の心理を大変理解している描写が多い。泣ける、ったら!

スピリッツでは、まだまだ良い作品があった。
ああ、また書ききれなかった!!まだ続きそうです~~~。。。
 

=4=

 

重要な作品を、またまた思い出しました!!

私が初めて好きになったマンガ。

「つらいぜ!ボクちゃん」(高橋 亮子)

私が小学5年生の時(1975年)(・・・・つまり、長女の今の年齢!)
クラスの親友の女の子から勧められて読み始めた。

自分のことを「ボクちゃん」と呼ぶ、ボーイッシュな女の子が主人公。
彼女は先生に片思いしてるんだけど、・・・ま、やはりうまく行かないわけ。
年下の渡くんっていう男の子から想われてるが、じゃれ合う感じで、最後に想いが通じ合う。

きれいな透明感のある絵で、かわいかった。
うまく行かない片思いの行方にハラハラドキドキしながら読んだ。
親友と続きを予想しあったりしたわ。

彼女とは放課後、いつも学校の裏手の土手に座り込んで日が傾きかけるまで
いろいろなことを話した。
そこは、彼女と私の二人だけの秘密の場所で、
何をするでもなく、ただおしゃべりをしていた。

彼女は絵も字もうまく、ピアノも弾けた。
本をたくさん読んでいて、いろんなことを知っていた。
私は彼女から、いろんなことを学んだのだ。

彼女と過ごしたあの時間は、とても大切なものだったと、今、改めて思う。

数年前、実家に寄った際、時間があったので子どもと母校の小学校へ行ってみた。
明治時代に創立された歴史ある小学校だったので、旧校舎や、以前の古い校門は全て取り壊され、正門の位置も変わってしまっていた。

校舎の裏手にまわり、想い出の土手を見に行ってみたが、
そこには、生徒達が勝手に出入りできないよう柵がめぐらされていた。

彼女と私が並んで座っていた場所に柵が立ち並んでいて、
もう一度座ってみることはできなかった。

・・・・悲しかった。

振り返って見れば、土手から見える景色も変わっていた。

以前は、ずーーーっと向こうまで見えたのに、
あちこちにビルやマンションができ、見晴らしの悪い景色になっていた。

20年が経ったのだ。

ランドセルを背負って親友と帰った道を
子どもの手を引いて帰った。

 

=5=

 

まだ続けます。
いくらでも語れる自分が怖いです♪

「TO-Y」(上條 淳士)・・・とても整った絵でセンスが高い。人物もよく描けており、おしゃれな小物を用意したり、ちょっとしたギャグ等、細かな配慮が行き届いている。実際の街並みや航空写真をそのままに(ビルの看板等までも)リアルに描くことにより、「今」の空気を誌面にあふれさせる。作家名は単独だが、女性を描く担当の女の人との共同制作らしい。

結婚後はマンガから離れた。
主人はマンガを読まない人。つい、私もマンガ好きの側面を隠してしまった。
ところが、そんな主人が会社の同僚からマンガを借りてきたので驚いた。
それが、これ。

「ナニワ金融道」(青木 雄二)・・・銀行員の必読書。独特のタッチの絵に、お金にまつわるえげつない話が、これでもか!これでもか!と繰り広げられる。信じがたいようで、実は非常にリアルな地獄絵図。「『絶対に儲かる』なんて、ほんまやったら、そんなことをわざわざ他人に教えるアホはおらん!」というセリフには深くうなづいた。

子どもができ、2才くらいからアニメを見始めるようになると、
付き合いで見ていたはずの私がのめり込み、原作が気になり始め、読むようになった。

「美少女戦士セーラームーン」(武内 直子)・・・ラブコメ変身ものでありながら、底辺に流れるテーマは壮大。作家が真に伝えたいテーマに気付くと、大人でもはまる。登場人物のネーミングも凝っている。宝石に関する名前が多いのはご実家が宝石屋だかららしい。連載が長引き、ラスト近くは話が広がりすぎた感がある。時間と空間を自在に操り、筋を正当化させる手腕はさすが。

「ふしぎ遊戯」(渡瀬 悠宇)・・・この人も絵がうまく、色気がある。「本の世界に入り込む」という話だが、世界観がしっかりしており、現実味を持って引っ張り込まれる。登場人物それぞれに個性と魅力がある。終盤、第2部が続編のような繋がり方をしたが、必要だったか・・・。「鬼宿」がとにかくカッコイイ!「翼宿」の話す大阪弁がリアルで嬉しかった。これは作家が大阪(泉州・岸和田)出身のため。

「少女革命ウテナ」(さいとう ちほ)・・・華麗で美しい世界でエロティックな香り。男装の女の子が主人公、クラスメイトのメガネの女の子がお姫様という一見、倒錯した物語。だが、真のテーマは傷ついた心に蓋をした少女が、その殻を破り、自己を手に入れる葛藤、その精神世界を描いている。子供向けながら難解なアニメもマンガを読んでおくとストーリーを理解しやすい。(普通は逆)アニメでは主人公(中学生)の処女喪失シーンもあった。(午後6時台放映なのに!)少女の顔のアップが続き、彼女は明日のお弁当の献立の心配を繰り返していた。これが、あまりにもリアルで驚いた。

小学校の給食

※2003年02月28日の日記、再掲。

 懐かしい~~

**************

 

風邪で学校を休んだ後、いつまでたっても長女が

「ああ~~、、あの日は絶対、学校に行きたかったのに・・・!」

と悔やみ続け、
次女が

「あ、あの日? ねえちゃん、惜しいことしたよなぁ~~!」

などと言うので、一体、何の学校行事があったのかと思って聞いてみたら、
なんと、

その日の給食は「マーボー豆腐」だったので、絶対に行きたかった、らしかった・・・。

・・・そんなにおいしいのか!? 給食の「マーボー豆腐」!?

「うん!めっちゃおいしいよっ!! なっ?」

「うん!!」

・・・・・マジかよぉ~~~!?
と思っていたら、他市に住む長女と同年齢の甥も

「ああ~!俺もこの前、マーボー豆腐の時、休んだんや~~!!めっちゃショック!!」

と叫んだので、驚いた。
義妹は

「ま・・・、家でロクなもの食べさせてないから・・・ねぇ~~・・・」

と力なく笑っていた。

我々の頃(1970年代)の給食では・・・
一番人気は「カレーシチュー」だった。

不思議なとろみがつけられ、マカロニが入っていた。

今では考えられないが、クジラの竜田揚げもよく出ていた。
私は春雨サラダは苦手だったが、主人は結構好きだったらしい。

ご飯が給食に登場したのは4年生か5年生の頃、
大変、画期的な出来事だった。

今は、週に2回もご飯が給食に出る。

だが、長女には許せないこともあるらしい。
献立表を見て・・・

「豚肉のつけ焼き・紅さけそぼろ・ごはん・みそ汁・・・・
それやのに、ここに『牛乳』が必ずついてくるねんで!?
どう思う!?」

・・・・・その和定食メニューに『牛乳』は確かにミスマッチだ。。。
だが、

飲め!!

それが小学生だ。

牛乳キャップを集めて、メンコするのだ。

食べてあげよう・・・♪

※2003年02月26日の日記、再掲。

 以前利用していたCGIBOY日記帳「おやすみ前にカモミール」

 6月末でサービス終了とのことで、ログ保存。

*************

 

少し前から・・・実は気付いていた。
皆が行儀良く並ぶ列の中で、君はひときわ目立った存在だった。

若い君の肌は、いかにも堅そうに守られているが、
その中身は・・・しっとりとやわらかく、弾力に富み・・・
頬を寄せれば、きっとーー
芳醇で甘やかな香りがするだろう。

赤い唇は魅惑的に私のときめきを誘い、
しびれるようなキスを約束する・・・

今まで、君のことは・・・あえて見て見ぬ振りをしてきた。
でも、それも今日で最後にしよう。

おいで。
私の手を取りなさい。

家に連れて帰ろう。
君のためにスープを用意しよう。

さぁ、私に食べられなさい。
かわいい君・・・・

と言うことで、
前々から気になっていた「明太子フランスパン」を、ついに買ってみました♪
いやぁ~、ミスマッチのようで、なかなかGood☆
また買おう、っと!!

2009年7月 1日 (水)

『ともみとみほのだいぼうけん』

※2003年04月01日の日記、再掲。

****************

 

長女が3才くらいの頃、
サインペンでノートに「+」の模様を数ページにわたって、
いくつも落書きし、ちょっと不思議な模様ができました。

それで、私が絵を書き足して、即興おはなしを作ったのが、これ♪

 

※落書きですみません。。。

 画像をクリックすると、見やすい大きなサイズで表示されます。

 

20030401_6

 

「からだのしくみ」の絵本に小人が描かれていたため、幼稚園の間中、
「食べたものは、おなかの中で、こびとさんがまぜている」と言っていました。
また、二人とも幼児の頃は「おさる きっきー」と言いながら、
よくサルのようにぶら下がっていました。
本当におサルのようでした。。。

 

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責任感があり、面倒見のよい ともみ。
ちゃんとみほの手をひっぱって逃げています。

 

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しかし、やわらかお肉がジューシーで、
食べたら、おいしそうな二人ではある。

 

 

 20030404_4 

 

「でんちん、きれた」は、次女が1~2才のこの頃、よく言っていた言葉。
「でんちん」=電池=エネルギー が切れた
・・・つまり、「とても疲れて動けない」の意。
「抱っこして欲しい」の裏意味も持つ。

 

20030405_6

 

・・う~~ん、、なんだかすごく便秘気味??

 

20030406_4

 

エレベーターのボタンなどでも、どちらが押すかで揉めるため、
わざわざ階段で上がることも、しばしば。。。

 

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私はコンタクトなので、家ではメガネ。

 

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2009年6月30日 (火)

「桑田佳祐の音楽寅さん」第11回 感想

「桑田佳祐の音楽寅さん」、今週のテーマは

「寅さんが選んだ21世紀ベストソング」

 

こういう企画は桑田さん、これまでも結構やっている。

Act Against AIDS (AAA)ライブでは

'00の「桑田佳祐が選ぶ20世紀ベストソング」

昨年、'08の『昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦』

自身が選んだ、後世に伝え残したい曲を歌っている。

 

実際、AAA前後に、桑田さんのライブで演奏された曲が街のあちこちで流れる機会が増える。

桑田さんが歌うことでできることが、確かにある。

そして、桑田さん自身もとても楽しんで、自分の好きな曲を歌っているのが

見ていて、聴いていて楽しい。

 

しかし、今回は「21世紀ベストソング」。

要するに、ここ10年間の曲でのチョイス。

つまり・・・・・今回のターゲットは若者!

これまで、50歳前後の方をど真ん中ターゲットに、

私ですら知らない曲がバンバン演奏されてきた音寅だったけど

一気に若返り☆

・・・・幅広いな~~~~

 

今回は10代の娘たちもテレビの前に集まってきて、一緒に楽しんだ。

「ぶ!これ・・・カウントダウンTVのパクリやん~~」

「・・・・パクリなのに、いちいちクオリティー高いのが腹立つなぁ~~」

 

5位は、ミスチルの「旅立ちの唄」。

・・・・・・・申し訳ない。私、この曲、知らなかった。

次女に「なんで?よくかかってたやん」と言われたけども、、、

 

初めて聴いたけど、いい曲だねぇ~

ミスチルと言えば、2000年の音寅で、桜井さんがゲスト出演し、

桑田さんがキスしてたのが・・・・印象的。。。

 

第4位は、宇多田ヒカルの「Flavor Of Life」

この曲は私、大好き。だから嬉しいんだけど

やっぱ、宇多田ヒカルの切ない声で歌うのがいいなぁ~

 

第5位から始まってるってことは、5曲歌ったら終わり?

と思ったら、20位からの紹介が!

し、しかも、一曲一曲、コスプレが・・・・!!!

さっすが、凝ってるなぁ・・・・

桑田さんがノリノリ♪

 

20位、元ちとせ、あのうねる声を出すには、やっぱ揺れないとダメなのかなぁ~

19位、スガシカオ、あのサングラスをかけたら、強引にでもスガシカオになっちゃうね!

18位、クレイジーケンバンドの「タイガー&ドラゴン」は、

前述した昨年の桑田さんのライブ『昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦』でも歌われていたのだけど

これがなかなかの聴き応えで、よかったのよね~♪

今回も聞けて嬉しいんだけど

でも、画面いっぱいにきれいなお姉さんのおしりがーーーーー・・・・

 

17位の中島みゆきさん「地上の星」は、私がカラオケ歌える数少ない曲。

スモークに埋もれた桑田さんが・・・怖い、、、

 

16位には、なんと平井堅の曲が!

サザンファンの平井堅、きっと喜んでいるだろうなぁ♪

彫がないのに、メイクで無理やり彫を作って似せているのが・・・・こわい。。。

 

映像はめちゃふざけてるのに、歌が異常に上手いのが腹が立つ!と長女が笑いながら言った。

 

3位は山Pの「抱いてセニョリータ」。

この曲、桑田さん、好きなんだなぁ。カラオケで歌ってるんじゃ??

ある意味、これって大々的なカラオケ大会よね??

「・・・公式のカラオケ大会やな。生演奏で。」

次女がうなずいた。

うん。とっても贅沢よねぇ~~

 

第2位、「千の風になって」。

・・・上手いからなぁ。これまでふざけていた雰囲気もガラッと変わって、一気に爽やかに。

 

ここで、またまた15位からの紹介。

15位、東京事変の「閃光少女」が流れて、娘たちが画面に釘づけになった。

「えええええ~っ!事変やーん!これを入れるの??」

ナース姿の桑田さんは恐ろしかったけど。。。

 

14位、いきものがかり「SAKURA」

13位、GReeeeNの「キセキ」

このあたりも娘達が「えええ~っ!」と強く反応していた。

 

12位、MISIAの「Everything」

これ、桑田さんの歌で全部聞きたいかも。

一瞬映った、桑田さんのコスプレが・・・・・ものすごかった・・・。

 

11位はサンボマスター「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」

この曲、いいよねー♪

ユースケが歌うんだけど、似せてるけど体型が細すぎて・・・無理がある。。。

 

10位、「マツケンサンバ」

うん、これはユースケに歌わせて正解かも♪生き生きしてる。

 

そして、ここからはまた桑田さんが歌う。

 

9位、「テルーの唄」って、なんだっけ??と思ったけど

聞いたらわかった。

「ゲド戦記の歌」って次女が即答してた。さすが~

 

8位、ケツメイシの「君にBUMP」が流れ、娘達にウケていた。

一緒に歌ってたわ。

 

7位、秋元順子さんの登場にのけぞった。

赤いドレス姿の桑田さん・・・・・すごい迫力だ。。。

 

打って変わって、6位青山テルマ「そばにいるね」は

引いたカメラが徐々に近づいていく。

律儀にコスプレしている桑田さん、

白いコートが暑そうだ。。。。。というか、暑苦しい・・・・・

でも、歌はやっぱすごいんだよな~~~~

 

1位は、じゃあ、なんなんだろ???と期待させてCMへ。

 

1位は・・・木村カエラ「TREE CLIMBERS」

「ええええ~っ!!カエラ歌うの??ええええ~っ!!!」

長女が叫ぶ。

しかも、桑田さんマジ歌い!

容赦なくマジ!!

もう自分の歌にしちゃってる~~~

この曲、合うね~。桑田さんに。

好きなんだね、きっと。ノリノリだ~♪

 

2番からはカエラにコスプレした桑田さんが登場。

「レギンスはいてるよ~~ 50のおっちゃんなのに。」長女が笑う。

 

結局、20曲分だもんね。

お着替えだけでも大変だったと思うよ、実際。

一曲、一曲、気合入ってるしねぇ~~

すごいよ。

時間も手間もかけてるねぇ~!

30分の中に詰め込むね!

 

今回、娘たちと一緒に見れたのが嬉しかったなぁ。

娘たちも笑いながらも「すごいなぁ」って連発していたし。

ダンサーがセクシーすぎるのが、ちょっとアレだけど

家族で楽しめるのが、よかったわぁ~

2009年6月29日 (月)

お引越しの見積もり

なかなか売れなかったマンションもやっと売れて

(希望価格から100万円下げたのよ、、、厳しいっっ)

ようやく引越しのめどがついてきました。

 

さてさて、次は引越しの準備!

まずは・・・引越し費用の見積もりを取らねば。。。

 

相場がわかんないから、複数の会社から見積もりを取って比較するしかないかな~

そう思って、ネットで調べたら、

引越し見積もりができるサイトがあったので、利用してみた。

 

すると!

メールではなく、電話がかかってきて、見積もりのための訪問の予約をすることに。

 ・・・うむ。要するに

「見積もりができる」じゃなくて「見積もりの予約ができる」サイトだったのね~~

 

でも、それもそうかもなぁ。

実際に来て、見てもらわないと正確な見積もりはできないだろうしね。

 

ということで、4社と予約をした。

5社目はさすがにお断りした。

 

当日、朝からがんばってお掃除して訪問を待っていると、電話が。

なんと、一社目の営業さんは、前の予定が押していて約束の時間に間に合わないので

時間をずらして欲しい、とのこと。

しかし、4社分の予約を一日に固めているため、時間をずらすことはできず、お断りした。

「会社に連絡して手の空いている営業がいないか聞いてみます」と言ってくれていたが、その後、連絡はなかった。

 

二社目は、サカイ引越センターだった。

予約の時に一番に電話をくれたのが、サカイだったし、

その電話も非常に意欲的で、印象がよかった。

大阪では有名な会社だし、トラックもよく見かける。

内心、ここに決めようと思っていた。

 

時間通りに訪問してくれた営業さんは、ジャガイモのような容貌のお兄ちゃんだったが

「がんばって契約を取る!!」というまじめな意欲が伝わってきて、感じがよかった。

 

説明のための資料もパウチで作ってきていて、わかりやすく、納得がいった。

私は、がんばってる人って好きなのよ。

努力してるな~って感じたら、評価してあげたい。

 

肝心の見積り額を提示する時が面白かった。

まず、

「いくらくらいかな~って思います?いくらくらいなら、いいと思いますか?」

と聞いてきた。

しかし、私も引越しは15年ぶりでわからない。

前の時は、確か・・・・12万くらいだった気がするんだけど・・・・と思ったが、記憶があやふやだったので黙っていた。

今回は、子供の机や本棚など、前よりは少し荷物も増えている。

でも距離は、とても近い。それがどのくらい価格に影響するかもわからないし・・・。

 

すると、お兄ちゃんは電卓を叩き始めた。

少し時間がかかり、私の目をジッと見つめ、

「・・・・・普通だったら、これくらいですねぇ・・・・。普通だったら、ですよ?」と

電卓を見せた。12万4千円だった。

 

うん、やっぱりこのくらいはするのかもなぁ・・・。

でも、普通だったら、ってことは、ここから引いてくれるって意味よね??いくら引いてくれるのかしら??

 

サカイには保険もあって、万一のトラブル(荷物に傷など)の場合も安心、と

もう一回、説明をさらっとして、それからおもむろに再度、電卓を叩き始めた。

 

いくら下げてもらえるんだろう、とちょっとワクワクしながら待つ。

この時間が妙に長く感じる。

 

計算を終えたお兄ちゃんが、私を見る。電卓はまだ見せない。

・・・なんなんだ??この焦らしはーーーーーー

お兄ちゃんが勝負を挑む表情になっている。

溜めの間を十分に取ってから、「これでどうだ!」とばかりに電卓を見せる。

 

10万4千円。

 

・・・おおお~!下がっているじゃないか!

予想以上に下がっている!

私の表情に好感触を掴んだお兄ちゃんがニヤリと微笑む。

 

まぁ、10万くらいかな~って思ってたし。いいかも♪

それに、安いばかりでなく、信用できそうだし。

 

しかし、お兄ちゃんはさらに追い討ちをかけてきた!

「この後、他の会社からも見積もりを取られるんですよね・・・?」

 

うん、そうよ。・・・あ!!もうそろそろ、次の会社の営業さんが来ちゃう時間じゃないの!

あらあら、どうしましょ!!

 

「僕ら営業は、お客さんの所へ行ったら、契約してくるのが基本なんです。」

 

あらま・・・そうなんだ。うん、厳しいけど、そうよね。

 

「だから、そのために、即決だったら、さらに安くできるんです。」

 

・・・・・え?さらに??

 

電卓を叩き、眼光鋭くお兄ちゃんが最後の勝負を私に挑む。

 

9万6千円。

 

おおおおお~~~っ!10万を、ついに切りましたか!!!

 

と、その時、電話が鳴った。

出なくてもわかる。次の引越し業者からの「今からお伺いします」電話だ。

・・・・どうすんのよ~~~!!!!

 

じゃがいものような顔をしたお兄ちゃんが「うむ。」という表情をして

「どうぞ、電話に出てください。」と言う。

出ないわけにもいかない。・・・あああああああ~~

「す・・すみません・・・見積もりお願いしてたんですが・・・決まってしまって・・・・

 お手数おかけして、もうしわけないです~~~」

 

次の会社の営業さん、家の近くまで来てるのに・・・・断っちゃったわよ~~~~!!!!

 

お兄ちゃん、会心の微笑みを浮かべ頷く。

この勝負、お兄ちゃんの完全勝利☆

 

契約書にサイン、押印して、

お兄ちゃんはやっとお出しした麦茶を飲んだ。

暑いだろうに、スーツにネクタイをきっちりと締めている。

(暑くても我が家は扇風機。クーラーはまだ入れていないのよ~)

 

契約し終わって、1kgのお米の袋を粗品として差し出した。

カバンの中に、こんな重たいものを入れていたの???

暑い中・・・・重いのに・・・

こりゃ契約して、お米の袋を減らしてあげないと・・・ねっっ、って思ったわ。

 

営業のお仕事を真剣にがんばっているお兄ちゃんの姿が、なかなかよかった♪

10万円切る価格にもしてもらえたしね!

 

いきなりダンボールの箱をたくさんもらったのよね~~

ああ・・・少しずつ荷造り始めないとなぁ。。。。

あああ~~ん、、、

2009年6月23日 (火)

「桑田佳祐の音楽寅さん」第10回 感想

「桑田佳祐の音楽寅さん」、早いもので、もう10回目なんだね。

後、何回あるんだろう・・・とかって考えるとさびしいなぁ。。。

もっと、続けて欲しい気さえする。スペシャル特番の形でもいいから。

 

さて、今回は桑田さんの青春時代を振り返る

「プロジェクトX」ならぬ、「トラジェクトX 知られざる性春時代」。

 

母校鎌倉学園校門の前に、リムジンで派手に登場する大スター桑田さん。

堅気には見えない白スーツ+サングラス・・・。案外、こんな格好も似合うねぇ・・・・・

あじさいがきれいに咲く鎌倉の町の様子がきれい。

 

稲村ガ崎公園の高台で、江ノ島を背に

三人編成(+タンバリン)というコンパクトな形で歌っている姿が、とても気持ち良さそう。

 

ここって、桑田さんにとっては、ものすごく地元なんじゃないの?

 

2000年、NHKBSで放送された(後に地上波でも放送)桑田さんの特集番組「素顔のポップスター」では

稲村の浜の堤防の石の上に腰掛けて、海を眺めながら桑田さんは語っていた。

 

その同じ場所に2003年の25周年ライブの時に案内してもらって、

サザン友達みんなと稲村の浜で会えた、あの夢のような感動が胸によみがえるーーー

 

鎌倉学園そばのパン屋さん(高梨商店)も紹介されてたね。

桑田さん縁(ゆかり)のパン屋さんと言えば、清月(せいげつ)が有名だけど、(清月のおばちゃん、本当に温かくて素敵な方でした・・・☆)

この高梨商店も昔ながらのパン屋さんっていう風情がいいね。

 

高校生の桑田さんが女の子にフラレまくる再現ドラマを、ユースケが演じる。

セリフなしで。 ユースケ、上手いなぁ。

 

16歳の時の桑田さんの写真が何回も出てくるけど、ほんと今と同じ顔だなぁ~。

まゆげがね、似顔絵にしやすいよね♪

 

16の時なんて、やっぱ、誰でも青春真っ只中で・・・・思い返すと、痛いよね。いろいろと。

 

もしも、私がこんなふうに青春を振り返って歌を紹介するとしたら・・・・どの曲を挙げるだろう。

・・・・う~~ん、、、

YMOのアルバムから一曲と

それから・・・・原由子さんの「Loving You」

ビリー・ジョエルの「アップダウン・ガール」も入れておこうかなぁ~♪

 

 

ボブ マーレイ(Bob Marley)の「I Shot The Sheriff」、カッコイイ曲だよね。気だるい感じがお洒落。

だけど、この曲の歌詞を読んで、そんなお洒落な曲じゃないって知った。

Sheriffは「保安官」

保安官を撃ってしまった、って曲なのよね・・・・。

そう思って聞いても、やっぱりセンスのいい曲よね。

 

建長寺でも歌ってたね。

建長寺と言えば、2003年、「FNS27時間テレビ みんなのうた」内で

「桑田佳祐の音楽寅さん ~MUSIC TIGER~ サザンオールスターズスペシャル」として

ライブが中継されたのが、記憶に新しいよね。

これは応援団(サザンのファンクラブ)限定の、非常に競争率の厳しいライブだったので

生で見れた人は極わずか。

でも、野外だったから、少し離れた近隣からも楽しめたらしい。

 

生で見れるのが、もちろん本当は一番いいんだけど

やっぱ、全国ネットで、みんなで楽しめるのも本当にありがたい。

音寅は、ほんといい番組だわ~♪

 

でも、青春時代、自分が好きだった曲を、今またこうして歌える桑田さんって・・・

やっぱり幸せ者だなぁ・・・って思う。

もちろん、桑田さんはすごく努力しているし、これまでだっていろんな波を乗り越えて、この世界を泳いできたわけだけど。

でも・・・やっぱり、幸せな人だ。

2009年6月16日 (火)

「桑田佳祐の音楽寅さん」第9回 感想

毎週、楽しみな「桑田佳祐の音楽寅さん」

今週は前回に引き続き、「寅さんの大阪案内 各地でセッション大会」の後半。

 

笠置シヅ子さんの「買物ブギ」を歌いながら、商店街を闊歩する桑田さん。

・・・・・うん??

ちょっと待てよ?この商店街・・・・・どこだ??大阪か???

と気になり、じっくり映像を確認。

すると、「しもふり」の文字が。

東京の霜降銀座商店街でのロケだった。

商店街ブログによると6月6日にロケがあったみたい。

 

だけど、曲の合いの手に挟まれる映像は、道頓堀、新世界、京橋。

手拍子されている皆さんの笑顔がいい。

なんとも素敵な「買物ブギ」!

各地の商店街に活気が宿るといいなぁ。

 

その次は大阪城ホールへ。

FM802 STILL20 SPECIAL LIVE  RADIO MAGICにシークレットゲストとして乱入!

 

突然の桑田さん登場に、どよめく場内。

そりゃそうだよなぁ・・・・!ビックリするってばー!

 

番組オープニングテーマ「HONKY JILL ~69(あいなめ)のブルース~」を披露。

なんか、やたらカッコイイなぁ、この曲。まいるなぁ~~

歌詞がああでなければ、ほんと、もっと諸手を上げて「いい!!」って言うんだけどなぁ~

 

「悲しい色やね」も、良かったなぁ・・・・・。じ~~んと来ちゃったよ~~

この曲は、私が学生の時に大ヒットした曲で

上田正樹さんの歌声で、もう頭の中のiPod(?)に入っちゃってるくらいの曲。

大阪弁の歌だしね、やっぱり、大阪で生まれ育った者にとっては、ちょっと特別な曲だったりする。

不思議なくらい桑田さんの大阪弁しっくりしてるんだよなぁ・・・イントネーションが。

やっぱ、耳がいいのかなぁ。違和感ない。

 

「明日晴れるかな」もギター片手に歌ってくれてたね。

この曲を真摯な表情で歌い上げる桑田さんのお顔がいい。

この曲に込められた願い、メッセージ、祈りが伝わってきて・・・・

改めて、いい曲だなぁ・・・って思ったわ。。。

 

「波乗りジョニー」、盛り上がってたねー!

なんだかもう会場の沸き方がサザンのライブっぽい熱気!さすがだねぇ~

桑田さん、やっぱライブの時は顔が違うなぁ・・・

それに体もかなり絞れてて、体調管理してるんだろうなぁって感じる。

責任ある体だもんね。大事にしてもらわないと、みんなのために☆

 

欧陽菲菲の「雨の御堂筋」とか・・・もう、、、、

私より10才くらい上の年代のおじさま方が、必ずカラオケで歌ってたのを思い出したわよ、、、

でも、桑田さんが歌うとバタ臭さが妙にカッコよくて、かえって新しい感じで聴こえるのが不思議ね。

 

さらに、まさかの憂歌団「お政治オバチャン」を、すごい格好で歌い上げたのにビックリ。。。

こ、これって・・あの方よね、、、似過ぎてるってば、、、なんで似てるのよっ?!

ヤバイって、、、もう~知らないわよ~~ またまたギリギリなパフォーマンスにハラハラ。。。

・・・歌、上手いからなぁ。。。。ったく、、、困ったもんだ♪

 

最後は北新地の藤田Barで「酒と泪と男と女」。

河島英五さんの名曲で、この曲も「悲しい色やね」同様、私の頭の中にきっちりインプットされている一曲。

マスターのサックス、よかったね。

マスターを敬愛する桑田さんの様子もよかった。

桑田さんにもマスターのように白髪になるまで音楽を第一線で続けていってもらいたいなぁ。

 

今回も詰め込んだ30分間!

バラエティーにとんだっていうか、もうなんでもアリ状態でガンガン走っていく「音楽寅さん」。

コメディーな桑田さんも、ライブの桑田さんも、Barで歌う桑田さんも、それぞれの表情があって面白かった。

どれも精一杯、全力でがんばってくれてるね。

 

私の地元、大阪が舞台で、いっそう楽しめました♪

桑田さんも、ロケ忙しかっただろうけど、面白い体験がたくさんできたんじゃないかなぁ。

サザン休止中にネタを仕入れたい、って桑田さん語っていた。

大阪でも、いいネタいっぱい仕入れてもらえたかな~♪

2009年6月15日 (月)

FORMA(フォルマ)帝塚山でランチ

FORMA(フォルマ)帝塚山はチーズケーキのおいしいお店だけど

帝塚山の本店ではチーズケーキの他、パンも販売しているし、

二階はレストランになっている。

 

今日は次女の16歳の誕生日。

中間テストで二時間で下校の次女と一緒に、バースデーランチ♪

ちょうど、今日のランチは次女の好物のオムライス!迷わずチョイス☆

 

Dsc00964

 

はぁ~♪

黄色い卵に赤いソース。見てるだけで笑顔になる。

オムライスは優しい気持ちになれるね。

 

Dsc00966

 

デザートは、コーヒーゼリーが上にかかったコーヒー味のムース。

すごくおいしかった~~~!

 

いいお店は器がいいよね。

ウエッジウッドで揃えてるのが、さすが♪

いいカップで頂くコーヒーは、やっぱりおいしいもの。

 

ケーキ皿も、このケーキにとても合った柄で素敵。目でも楽しめました。

お食事を頂きながら、そういうことも次女に語ったんだけどね。

茶道じゃないけどさ、

頂く時って、ただ「食べる」、「飲む」じゃなくて、

味わって楽しまなくちゃね。

そうして、感じたこと、気づいたことを、自分の引き出しにしまっておくの。

大人になった時、それがちょこっと役立つはず。

素敵な女性になるための下準備。

 

・・・・それにしても、次女がもう16歳だとは。。。。

「めるちゃんは永遠の16才なのっ!」って公言していたのに・・・

どんどんつじつまが合わなくなってくるわぁぁぁぁ~~~☆

 

次女より年下設定は、さすがにイヤだなぁ~

「永遠の18才」に暫定的にしておこうかなっ♪

2009年6月12日 (金)

憧れの「堂島ロール」ついにGet☆

ロールケーキブームの火付け役「堂島ロール」

一度は食してみたいと思いつつ、まだ機会がなかった。

昨日、朝から出かける急用があり、近くで堂島ロールが買えることを思い出し、

お店を探してみた。

 

すると・・・・・、遠目にもはっきりとわかる人の列がお店の前にできている!

時刻はまだ午前9時半過ぎ。

開店は10時だから、まだ30分もあるのに、既に10人近くが列を作って待っている・・・。

 

噂どおり、すごい人気だ・・・!と驚きながら列に近づいて行くと

店員さんが整理券カードを渡してくれた。

このカードを持っていたら、引き換えられるので並んでいなくてもいいとのことだったが

なにせ、朝早い時間帯のため他のお店だって開いてない。

おとなしく列に並び、携帯をいじりつつ、開店を待った。

 

10時ちょうどにお店が開き、順に店内へ案内された。

この時点で10時販売分の整理券は完売と看板が出ていた。。。。

次は3時に販売されるらしい。

 

並んでいたお客にはスーツを着た会社員男性もいて、社用の手土産に使うようだった。

喜ばれるよねぇ~!確かに。

 

さてさて、帰宅し、3時のおやつ♪

 

Dsc00923

 

生地がふわふわで、ナイフで切り分けにくい~~~~

ほわほわのケーキに、新鮮なミルクの味わいのクリームがたっぷり!

とろけるぅ~

甘さ控えめで、軽く、後味がいい。

 

一日で食べきるのがもったいなくて、半分は今日のおやつにしたんだけど

ちゃんと箱に入れて冷蔵庫に入れていたせいか、

昨日より、生地がしっとり、クリームもまろやかになって

私は今日の味のほうがおいしいと思ったなぁ。

(本当は賞味期限は当日限り)

 

ロールケーキは以前、地元の「ほんわか住吉Roll」を紹介させてもらったけど、

同じロールケーキでも、やっぱ微妙に味わいが違うのね・・・!

「ほんわか住吉Roll」(900円)は、ほのかに優しく甘いのがよかった。

「堂島ロール」(1200円)はフレッシュ感がハンパない、って感じ。

ポアールの「帝塚山純生ロール・フリュイ」(1470円)は、フルーツがたっぷりで蜂蜜の風味が魅力。

 

・・・うむ。。。

他のロールケーキも試してみたい♪

ブームになる理由、わかるな!

2009年6月10日 (水)

夏目漱石「こころ」はBLか?検証感想文

夏目漱石の「こころ」は、高校の教科書に載っている。

昨年高2だった長女が授業で「こころ」を習っていた時に

「おかあさん、読んだことある? 複雑な話や・・・・何とも言えん。」と漏らしていた。

 

そして先日、友人のブログに「こころ」はBLの走り?的な日記を見、

・・・ええっ??「こころ」ってそんな話だったの??と、非常に不純な動機で読み始め

朝から一日かけて「こころ」を読破した。

 

すると、確かに

「え・・ぇっ??」って箇所は多い。

主人公「私」(高校生・男子)が「先生」(年齢不詳・既婚・男性)を鎌倉の海(由比ガ浜)で見かけ、

翌日も、更にその翌日も、出会った同じ時間に海へ行き、

先生を見つけると、後をつけて泳ぐ・・・。

・・・海辺での出会いだから当然だか、男達は皆、半裸。

しかも明治時代のこと。水着はなく、猿股の下着一枚の姿ってのが・・・

映像にして思い浮かべると、かなり赤面。。。(なぜ思い浮かべる???)

そして、なんだかんだで知り合いとなり、月に3回は先生のお宅へ遊びに行く、という関係に。

高校卒業前から大学卒業までの期間、週一ペースで先生に会いに行っていたわけで・・・

 

正直、ちょ~~~~っと、どうなん??って気はする。

しかも、「私」は大学を卒業する年になっても、恋をしたことがない。

 

上野にお花見に行ったシーン(上 先生と私 十二)の

先生と私の会話は、なんだかドキドキさせられる。

 

「しかし・・・しかし君、恋は罪悪ですよ。解っていますか」

 

・・・なんという色気のあるセリフでしょう!

しかも、先生は人のいない森の中に来てから私に

「異性と抱き合う順序として、まず同性の私の所へ動いて来たのです。」とまで言う。

このくだりで、もうBLって言われても仕方ないなぁ・・・と納得。

そもそも、男二人で桜の樹の下をお花見して散歩している絵だけで、それっぽいぞ~~

 

「私」は「恋とは違います」とはっきり答えるのだけど、

先生が「あなたに満足を与えられない」と言うと「変に悲しくなった」りする。

このあたりの気持ちの押し合い、引き合いが絶妙で、

さすが夏目漱石!としか言いようが無い。

「こころ」は新聞の連載小説だったわけだけど、こりゃ毎朝、ドキドキして読みますわ!!

 

でもね、本当のことを言うと、これが恋ではない恋慕であると、私にはわかるの。

私にも、そういう先生がいたから。

 

その先生のことがとっても好きで、先生の言葉は一つだって聞き逃したくなかった。

席は、いつも一番近くに陣取った。

少しでも先生の近くにいたかった。先生の魂に触れていたかった。

 

子どもから大人へなる19歳の年、

人生を生きていく大きな指針をくれた人。

年は、両親とほとんど変わらない。先生のほうが、ほんの少し若いだけだ。

 

もちろん恋愛感情ではない。大いなる尊敬と憧れの眼差しで先生を仰ぎ見ていた。

 

きっと、「私」もそういう気持ちだったんだろうなぁと思う。

 

でも、ここはあえて!

BLちっくに「こころ」を味わってみようじゃないか!!(ぇ??

 

「私」は先生の奥さんと二人で向かい合って話していても、美人の奥さんに全く「女」を感じていない。

・・・・当たり前のことかもしれないんだけどねぇ・・・・

 

(上 先生と私 八)の場面で

ほろ酔いで、少し上機嫌の先生が珍しく奥さんにも酌をする。

いい雰囲気で会話が続き、

「子供でもあると好いんですがね」と奥さんが漏らすと

「一人貰ってやろうか」と先生。

「貰ッ子じゃ、ねえあなた」と奥さんが私へ言うと

「子供はいつまで経ったってできっこないよ」と先生が言う。

黙る奥さん。私が「なぜです」と聞くと、「天罰だからさ」。

 

夫婦仲は悪くないけど、先生、奥さんを抱けないようだ。

それがなぜなのか、天罰とはどういうことかは、最後まで読めばわかる。

 

このやりとりから、奥さんはまだ子供を産もうと思えば産める年齢ではないかと推察する。

つまり、二十代後半~三十代前半ではないか。

先生と奥さんは、そんなに年齢差がない。

つまり、先生も30代くらいだと思う。

 

眼鏡をかけ厭世的な表情の和服の男性。

ツンデレで、しかも病んでて・・・・なんていいキャラクターでしょう☆

 

自分を慕う「私」がいつか、自分にガッカリし、復讐して来るのではないか、と常に心配している先生。

「私」は、なんでそんなことを言われるのかさえ、わからない。

それが先生の過去に関係していると気付き始め、郊外に二人で散歩した帰り道、

いつか、先生の過去を全て話してもらう約束をする。

 

そのシーン(三十一)も迫力のある緊迫した二人の会話が、・・・・素敵。

「私は死ぬ前にたった一人で好いから、他(ひと)を信用して死にたいと思っている。

 あなたはそのたった一人になれますか。なってくれますか。

 あなたははらの底から真面目ですか」

 

・・・・・これ以上の告白があるかしら、、、、

そして、先生はこの約束を守り、「私」に長い手紙をくれる。

 

その中身が(下 先生と遺書)の全文。

遺書なんだけど・・・・もしかしたら、先生はまだ生きていて、

「私」が止めることができたんじゃないか、と期待してしまう・・・。

 

学生時代の友人Kと先生も大変、仲がいい。

しかし、二人共お嬢さんを好きになってしまうことが話の軸になっているから

Kと先生の間のBLは私は感じることができない。

 

それよりも、お嬢さんの「なんでそこで笑うねん?」的なイミフ笑顔に

先生がイラッとくるというのがリアルだなぁ、と思う。

でも、それもKが来るまでは、全然気にならなかった、というのも更にリアル!

それまでは、お嬢さんが笑っている顔を見ているだけで幸せだったのよね、きっと。

それが、Kのおかげで嫉妬メラメラ。

 

(三十三)の段の

雨の日にKとお嬢さんが連れ立って歩いているのにすれ違うシーンは

読んでいても胸が苦しい。

激しい嫉妬に苦しんでいる先生にKがお嬢さんへの恋を打ち明けるのだから

ほんと、痛い・・・。

お嬢さんの態度も、嫉妬に燃える先生の目線で書かれていることもあって

Kのことが好きなのかな?とさえ思わせる微妙な感じ。

 

でも、先生からの結婚の申し出を母親から聞き、承諾したのは、きっと

先生のことが好きだったからに違いない。

Kへ特別な好意があったとは思えない。

 

お嬢さんにしてみたら、意識しない分、Kの方が話しやすかったのかもしれない

・・・だとしたら、とても罪な話だけど。

 

文豪・夏目漱石のすごいところは、

人物一人一人の心情のとても細かいひだまでを自然と描き出していること。

ものすごくリアルだ。

男性の気持ちはいうまでもなく、

未亡人である奥さんの細かい心理、

女学生のお嬢さんの無邪気な気持ち、

更には、

(中 両親と私)で描かれる、

母親が、病気の父親の意識がしっかりしている今のうちに就職を決めて安心させてやってほしい、という気持ち。

 

「私」が先生と両親を比べて、先生のほうが尊敬できる、両親は田舎くさい、と思う気持ち。

一つ一つが、なんでこんなに?と思うくらいリアルだ。

ものすごく引き出し多いなぁ・・・・。

 

教科書には、(下 先生と遺書)の一部分が掲載されているが、

できれば、そんなに長くないので全文通して読むといいと思う。

 

高校生の時に読むのと、

今、年月を経て読むのと、また感じ方が違う。

深く理解できる。

いい読書は、心に残るね。

一日で読み切るのは、ちょっとしんどかったけど

読んでみてよかったなぁ~

2009年6月 9日 (火)

「桑田佳祐の音楽寅さん」第8回 感想

「桑田佳祐の音楽寅さん」、今回はなんと、私の地元、大阪が舞台!

「寅さんの大阪案内 各地でセッション大会」

 

通天閣の展望台に現れた桑田さんは、シッチャカメッチャカな派手な格好・・・

大阪のオバチャンって、やっぱヒョウ柄のイメージなのねぇ・・・

柄×柄の派手な服を着てる人は・・・まぁ、確かにいる。

あの髪型はさすがに古いなぁ・・・・

いまだにあんな上はグルグルパーマ、下はストーレートな頭は見ないなぁ・・・

2~30年位前なら多かったけどね♪

 

ちなみに、通天閣は大阪の観光名所らしいのだけど

大阪に住んでいる者は、滅多に行かないスポット。

通天閣に上って景色を見ると・・・・一番、大阪を感じさせる通天閣そのものが見れないしね。

 

難波方面を見ると、やっぱドンキの黄色い観覧車が目立つよねぇ・・・

しかたがないけどもねぇ・・・・・

地元の者にしてみたら、ドンキの観覧車はかなり最近の物なのでねぇ・・・・

 

通天閣の下のほうに見えていた緑は、天王寺公園・動物園。

自分がよく知っている場所がテレビに映ってるのは、やっぱ、なんだか特別な気分ね♪

 

通天閣の展望台で歌った一曲目は、上田正樹と有山淳司「梅田からナンバまで」。

上田正樹さんなら「悲しい色やね」の方がメジャーだと思う。

この曲は私は知らなかったなぁ・・・・

実際に、梅田からナンバまで散歩するのは、ちょっと距離がある。

できなくはないけど、ハイヒールだときついと思うわ。

同じような内容の曲で、ウルフルズの「大阪ストラット」があって、この曲は私、好き。

この曲の中でも梅田~ミナミで遊ぶ様子が歌われているが、移動は地下鉄。

 

柄のシャツだけど、今度はセンスのいいおしゃれな衣装に着替えた桑田さん。

なんだか、若いなぁ~ 50超えてると思えないなぁ・・・

ピアニカって、すごい楽器だなぁ・・・・ 片山敦夫さんは桑田さんのサポートメンバー。

やっぱ、キーボードのプロだからなぁ、すごくいい音で楽しい。

 

続いては、京橋。

いきなりグランシャトーが映って、ビックリ。。。

しかし、その次にホテル街をさまよう桑田さん&ユースケが映って、更にビックリ・・・・!

 

京橋の駅周辺の一角は、確かに・・・あるのよねぇ・・・

JR環状線に乗っていても見えるし。

しかし、天守閣ホールがあることは知らなかったな~

すごくレトロな雰囲気・・・!こんなお店がまだちゃんと残ってるのね。

 

ムード歌謡歌手のようにタキシードを着込み、髪を撫で付けた桑田さん、

ザ・ピーナッツの「大阪の女」を熱唱。

 

このホールの雰囲気に合った選曲だったね。

この曲も私、知らなかったなぁ。世代がちょっと違うんだろうなぁ。

片山さん、衣装は正装だけど、ここでも楽器はピアニカ。

弘法、筆を選ばずですわね♪

 

次の場所は、鶴橋。

JR環状線で学生時代通学してたんだけど、

夕方、鶴橋駅に着いて電車の扉が開くと、もう焼き肉のいい香りが漂ってきてね、

おなかが空いて困ったわぁ~

でも、鶴橋では乗り換えでしか降りたことがなく、焼き肉を食べたことがないのよねぇ・・・

「喜楽園」行ってみたいね! 焼き肉オフしますか?

 

店内でお客さんたちと一緒に歌ったのは、「LOVE KOREA」

この曲はサザンオールスターズのシングル曲「あなただけを ~Summer Heartbreak~」

カップリング曲で、アルバムには収録されていない、いわゆるレア曲。

私も聞いたのは初めて。

ノリのいい楽しい曲って聞いてたけど、ほんとね!

 

続けて「アリラン」もお店の皆さんと一緒に合唱。

チョゴリで舞うきれいなお姉さんや、ハーモニカを機嫌よく吹いているおじさんも

みんな、とてもいい笑顔で一体感があった。

桑田さんもノッてたね♪

 

昔、私が子どもの頃、(35年~40年前)

何かの宴席でアリランの合唱を聞いたことがあった。

聞き慣れない不思議なメロディーと歌詞、

そして、歌っている人たちの想いの熱が印象的で、記憶に残っていた。

桑田さんが焼き肉屋の皆さんと歌う楽しげな様子が、その記憶と、重なって見えた。

焼き肉屋に集まられた皆さん、とてもいい笑顔だった。

素敵な体験だっただろうなぁ・・・・・

 

BOROの「大阪で生まれた女」、やっと私が知ってる歌だ!

この曲、発売当時(1979年)ものすごく流行ったのよ。

少なくとも大阪の深夜ラジオでは毎日かかってた。

ものすごく長い曲なのよね~

 

当時は、やっぱ「東京」は特別な街で

夢を叶えるには、「東京」へ行くしかない。

「東京」に行けば、夢が花開く。

そんな強い憧れがあったなぁ・・・・・

東京にしかないものが、たくさんあった。

 

次週も引き続き、大阪特集。

大阪城ホールでのFM802 STILL20 SPECIAL LIVE  RADIO MAGIC

シークレットゲストとして乱入した様子も放送されるみたい。

ライブでの「HONKY JILL ~69(あいなめ)のブルース~」、聞きたいね♪

☆ようこそ☆



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